田野(たの)町の小さな商店街の一角にある小さな酒蔵。その小さい蔵の持ち味を存分に生かして、今、最高に魅力的な酒を醸し出している。−美丈夫(びじょうぶ)− 凛々しく端正な、ますらおの酒である。優しく包み込むように、そして深く、しかも切れの良い繊細な味。馥郁たる香りが口いっぱいに広がった時、「美丈夫」の中に秘められた「濱乃鶴酒造」という酒蔵の品格、姿勢そのものを感じるはずである。
また、徹底して高品質小量生産を貫く、というのが濱乃鶴酒造の姿勢だ。そして、何よりも気を使っているのは酒が商品として蔵を出た後の品質管理。専門店できちんとした冷蔵管理をしてもらっているかを把握するため、ごく少数の取引先を大事に、件数をしぼりこんで販売する方法をとっている。
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